武医BLOG

武井メモ

常在菌は美肌を作る( ´ ▽ ` )ノ

 老若男女問わず、腸内細菌が身体に物凄く大切な事は、多くの方が認識されてます。
 菌は何処にでもいて、生物の健康などにとても大切な役割を果たしてくれてます。菌が居ない環境では、人間は健康を保てません。

 体内では悪玉菌やら善玉菌やら、そのバランスが大切などと、騒いでいるのに皮膚に対してはあまり騒ぎませんね。

 当たり前な事ですが、体外の皮膚でも菌バランスは大切なんです。

 基本的に赤ちゃんに使ってはいけない物、別に使わなくて良い物は、大人も使わない方が、自然と適度な菌バランスを保て、美肌にもなるようです。

 シャンプーやらボディーソープなどで、毎日のようにゴシゴシと洗っていれば、皮膚は傷つき悪玉菌(環境が悪いほど増殖)が増え、皮膚が乾燥し、その乾燥を補う為に、皮脂を異常に分泌し、その大量の皮脂が臭いを増幅させ、シミの元にもなり…
 グルグル悪循環していく一方ですので、皮脂や体臭を気にされている方は、お金を掛けずにシンプルにしていく事で、問題が解決していく場合もあります。
 体外ではなく、体内に取り入れた食べ物が、悪影響を及ぼしているかもしれません…ニンニク大好きな人とか、美味しいですが程々に減らしましょうε-(´∀`; )

 余談ですが、流行りのタトゥーは、皮膚に永久的な怪我を負わせるわけですが、そこに着色剤(有毒物質な場合が多い)を入れていく訳ですから、そこには菌バランスなど、もはや存在せず、悪玉菌だらけ、病原菌が繁殖しやすい環境であり、他人からの感染率も高いと思います。


◎以下は、タトゥーについての引用記事
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『タトゥー顔料、体内深く浸透する恐れ』
9/13(水) 9:41配信【AFP=時事】

タトゥーに使われるインクの微粒子は人体内部へと染み込み、人の免疫系の重要な中枢を担うリンパ節にまで到達する恐れがあるとの研究結果が12日、発表された。

 英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された論文によると、大きさが1センチの100万分の1から数十億分の1ほどのこれら微粒子には、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトなどの汚染物質や防腐剤などに由来する分子が含まれているという。

 タトゥーの着色剤は、さまざまな種類の有機および無機顔料でできており、有毒な不純物で汚染されている恐れもある。

 タトゥーのインクで、カーボンブラックに次いで2番目に多く用いられている原料は二酸化チタンだ。この白色顔料は食品添加物、日焼け止め、ペンキなどにも使われている。

 二酸化チタンは、皮膚のかゆみやかぶれなどの回復の遅れと関連づけられている。

 論文の共同執筆者で、フランス・グルノーブル(Grenoble)にある欧州シンクロトロン放射光施設(ESRF)の研究者イラム・カスティーリョ(Hiram Castillo)氏は、「タトゥーを入れたいと思う人は、消毒針を使う店を選ぶのに細心の注意を払うことが多い」としながら、その一方で「着色剤の化学成分までチェックする人は誰もいない。今回の研究は、それもチェックするべきであることを示している」と指摘した。

 ESRFと独連邦リスク評価研究所(Federal Institute for Risk Assessment)の共同研究チームは今回、蛍光X線測定法を用いて、皮膚とリンパ節に存在する粒子を調べた。リンパ節は首、脇の下、太ももと腹部の間のしわに沿った部分などに位置している。

 リンパ節まで達したのは、粒子の中で最も小さいナノスケール微粒子だけだった。

 研究チームはまた、タトゥー粒子の近くの組織にみられる変化を分子レベルで調べるために、フーリエ変換赤外分光法と呼ばれる技術も使用した。

 研究チームは、有毒物質の体内移行と体内蓄積の両方に関する「有力な証拠」を結果として報告している。また、研究の次段階では、炎症などの悪影響の証拠を探すことになるとしている。

 かつてはある特定のコミュニティー以外でほぼ見ることができなかったタトゥーだが、近年ではファッション感覚で取り入れられることも多く、特に珍しいものではなくなった。

 ある推算によると、米国のミレニアル世代の約40%は、体の見える部分/見えない部分に少なくとも1か所のタトゥーを入れているという。
【翻訳編集】 AFPBB News