武医BLOG

武井メモ

ビタミンB群は足りてますか?(´・_・`)

 特に女性のお客様ですが、むくみの酷い方が多くご来店なさいます。
 ビタミンB群の摂取量が、運動量、仕事環境、食生活などで不足していませんか? 確認しておいた方が良いと思います。

 例えば、ビタミンB1が不足していると、むくみが全身に起き(とくに下肢)、指で押すと凹んだまま直ぐ元に戻らない症状が出るらしいです。(B1は豚肉に豊富に含まれており、豚ヒレ100gで1日の必要量を摂取出来るようです)

 むくみは、施術により一時的に減らす事は出来ますが、根本的に治すのであれば、食生活、座り方、足の使い方などの見直しが必要になります。
 その中でも食生活の改善は、ご本人にしか出来ません。

 ビタミンB1不足について調べたところ、甲状腺機能亢進症、熱性疾患、激しい運動、肉体労働によって所要量が増大し不足する。
 アルコールの過飲、炭水化物などを含む糖質の過剰摂取をしていても、大量消費され不足した状態になるそうです。
(※ちなみにアルコールはビタミンCの吸収を妨げます。
 また、タバコを吸うと体内のビタミンCが大量に消失します。ストレスにさらされても、ビタミンCは早く消費されるそうです。
 毎日のようにアルコールを飲んでいる人は、ビタミンCをいくら摂取していても体内に吸収されにくいと言えます。その状態でタバコを吸ったり、ストレスにさらされると…(´ཀ`))


 話は変わりますが、集中力がなく落ち着きのない子は栄養素不足な子が多いようです。サプリメントなどを与えると劇的に変わる子もいるらしいです。子供の消費量は半端じゃないですからね…。
 大人でも落ち着きがない感じの人は、栄養素不足になっているのかもしれません、周りにいらっしゃいましたらお試しください( ´_ゝ`)


以下はご参考までに
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『生活改善ネット・生活習慣病の原因と予防法』より引用


ビタミンの種類と働き(水溶性・脂溶性・必須ビタミン…)

 ビタミンには、糖質、脂肪、タンパク質などの栄養素を助ける働きがあり、少量ながら、身体の調子を整える重要な役割を担っています。ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあり、合わせて合計13種類の必須ビタミンがあります。また、それ以外にビタミン様物質と呼ばれる様々な人体に必要な成分があります。


【必須ビタミン】
●油脂に溶ける脂溶性ビタミン

 脂溶性ビタミンは油脂に溶けて吸収されますから、油分を含む食品とと一緒に摂ると吸収がよくなります。また、排出されにくいので過剰摂取には注意する必要があります。単独でのサプリメントは吸収されにくいうえ、食事と一緒では過剰摂取に気をつけなければなりません。

 脂溶性ビタミンは、ビタミンA、D、E、Kの4種類です。それぞれ代表的な働きを次に示しておきます。

・ビタミンA―目の機能と免疫力の維持に働きます。なお、βカロテンは体内でビタミンAになります。
・ビタミンD―血中や組織内のカルシウム濃度の調整をします。
・ビタミンE―抗酸化物質で、細胞の老化を遅らせる働きがあります。
・ビタミンK―骨の成長に関わっています。


●水に溶ける水溶性ビタミン

 水溶性ビタミンは尿に溶けやすいので、過剰分はすぐに排出されます。その意味では、脂溶性ビタミンのような過剰摂取の心配はあまりないのですが、逆にこまめに摂取することが大事です。

 水溶性ビタミンはビタミンB群8種類とビタミンCの9種類です。次に、それぞれ代表的な働きを次に示しておきます。

・ビタミンB1―糖分の代謝に不可欠なビタミンです。
・ビタミンB2―代謝に不可欠な物質で、身体の発育を促します。
・ビタミンB6―脂質の蓄積防止や神経伝達物質の合成に関わります。
・ビタミンB12―血液中のヘモグロビンの合成に不可欠です。
ナイアシン―アルコールの分解を助け、二日酔いを防止する作用があります。
葉酸―ビタミン12と共に造血作用に関わります。
パントテン酸―ホルモンバランスの調整に働きます。
・ビオチン―全身の代謝に関わりますが、腸内細菌により合成されます。
・ビタミンC―コラーゲンの合成に必須で、肌質の維持に関わります。


【ビタミン様物質とは】

 今日、ビタミンと名のつく、体に有益な成分はたくさんありますが、上記の必須ビタミン13種類以外は正式にはビタミンではない「ビタミン様物質」と言います。

 ビタミン様物質の中には、一度「新しいビタミン」とされた後で取り消されたものとか、体内で合成されるものがあります。では、改めてビタミンとは何なのかということになりますが、一般的には次のように定義されています。

 ビタミンとは: 生物(人間)が生存・生育に必要不可欠な微量栄養素のうち、三大栄養素である脂肪、糖質、たんぱく質や無機質(ミネラル)でないものである。

 「必要不可欠な微量栄養素」というところがポイントで、体内で別の栄養素から必要量が合成されるものは、ビタミン様物質となります。ただし、ビオチンのように体内で作られても不十分で不足しがちなものは、ビタミンと認定されています。

 よく耳にするビタミン様物質に、イノシトール、コリン、アルニチン、ユビキノン、ルチン、ビタミンF(リノール酸などの必須脂肪酸)などがあり、ビタミンB群に入っているものが多いのが特徴です。