武医BLOG

武井メモ

薬に頼らず身体からのメッセージを受け取りましょう…お金を払ってお金では解決出来ない状態になる前に(´-`)

風邪薬「パブロン」「ベンザブロック」「ノーシン」は環境ホルモン成分入りで子どものADHD増加、精巣がん10倍のリスクも

■「アセトアミノフェン」が配合されている主な鎮痛剤と風邪薬

 デンマークの妊婦を追跡調査した最新の調査で、風邪薬「パブロン」(大正製薬)「ベンザブロック」(武田薬品)や妊娠中の鎮痛剤「ノーシン」(アラクス)などに含まれる「アセトアミノフェン」という成分が、生まれてくる子どものADHD(注意欠陥・多動性障害)発症リスクを高めることが分かった。
2014年4月にアメリカの権威ある米国医師会学会誌に発表されたものだ。
アセトアミノフェンは、2012年に世界保健機関(WHO)が発表した報告書でも、環境ホルモン作用により子どもの先天異常の一つである停留精巣を引き起こすリスクが指摘された。
妊娠中に服用する薬は、事前に医者に相談するよう指導されるが、デンマークの調査でも、妊婦の50%以上が気軽に買える市販の鎮痛剤を使用しており、これら深刻なリスクは、ほとんど消費者に知られていない。
メーカーも「危険性ゼロというものはない」「厚労省が動くほどの証拠が固まるまでは対応できない」(アクラス)と相変わらず無責任な態度だ。

これら風邪薬に配合されている鎮痛解熱作用の成分は「アセトアミノフェン」といい、頭痛薬「ノーシン」にも使われている。

 同じ鎮痛解熱作用を持つ成分としては「イブプロフェン」や「アセチルサリチル酸」などの非ステロイド系抗炎症薬成分もあるが、これらは妊娠後期に使用すると胎児に異常を起こすことが知られており、妊婦は使用できないことになっている。

 それらに比べ、アセトアミノフェンは作用が弱いため、妊娠中でも比較的安全に使用できる薬、とみなされてきた。

◇WHOが「ノーシン」の危険性を指摘

 ところが、世界保健機関(WHO)が2012年に発表した「内分泌かく乱化学物質の化学の現状 2012年版」の要約版日本語訳の11ページには、「男児の停留精巣は、妊娠中のジエチルスチルベストロール(DES)、多臭化ジフェニルエーテル(PBDE)への曝露、あるいは農薬への職業的曝露と関係づけられる。
また最近では鎮痛剤パラセタモールとの関連の証拠も見出されている」とある。
その「鎮痛剤パラセタモール」が「アセトアミノフェン」のことなのだ。
========================
以上、引用