武医BLOG

武井メモ

厚生労働省「新型コロナワクチンについて」によると

 ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用いただくなどして、様子をみていただくことになります。このほか、ワクチン接種後に比較的起きやすい症状としては、頭痛、疲労、筋肉痛、悪寒(さむけ)、関節痛などがあります。

厚生労働省より引用】

上記のように注意喚起されてますが、接種後1~2日以内に副反応が起きるだけと勘違いをしてしまい、すぐに激しい運動をしてしまう方が多いと思います。

 

ネット上で見つけた和歌山県の【新型コロナワクチン接種後の抗体について】によると、新型コロナワクチンを1回接種後11日目以降に陽性となっていた。ワクチン1回接種後、2週間は感染しうると考え感染予防策の徹底が必要。

との医療従事者474名を対象にした調査結果がまとめられてました。

 2回目接種後も同様でしょう。

 つまり熱が出てなくても2週間は中和抗体を作る為に、体内では免疫反応が強く出ており、炎症も起きやすい状態になっているのです。

 

 施術している6割ぐらいのお客様がワクチン接種をしています。

 今まで異常があったものの施術中に押したところで激痛を感じていなかった部位が、軽く触っただけで痛みを感じる状態になっており、その症状が無くなるまで3週間ほど掛かりました。

 他に接種後に目の充血が酷くなり3週間後には落ち着いた方もいらっしゃいました。

 この事からもワクチン接種後は、もともと炎症が起きやすくなっている部位は炎症反応が強く出ると考えられます。

 

プロ野球中日ドラゴンズの木下雄介投手が亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

6月28日にコロナワクチンの1回目の接種を済ませたばかりで、7月6日ナゴヤ球場での練習中に息苦しさを訴え、意識不明で緊急入院されていたようです。

 

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 上記の方の投稿からも、ワクチン接種後の迷走神経反射などが死因と無関係ではないと思います。スポーツ心臓にもなっていたでしょうし、軽度な心筋炎や心膜炎が起きていたのを気づかずにトレーニングして悪化させたのかもしれません。

 自分は大丈夫と過信せずに、最低2週間は安静にしていましょう。

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※8月10日の木下投手の追加記事。

レーニング室で休憩中に突然意識を失った。【心肺停止状態】だったためトレーナーが自動体外式除細動器で処置をし救急車で病院に搬送された。入院後も意識不明の状態が続き帰らぬ人となった。